箴言5

人の道は主の御目の前にあり、 主はその道筋のすべてに心を向けてくださる。」
箴言5:21

5章では、不倫や結婚外の関係を戒めています。ふと出来心...となりがちな人間の弱さを、箴言はよくふまえています。

今週の木曜集会ではバテ・シェバの生涯を学びました。ダビデの出来心から悲劇が起こり、結果としてバテ・シェバの夫ウリヤも、生まれてきた子どもも死にました。彼は深い悔い改めに導かれ、やがてソロモンが生まれました。

ソロモンは両親からこの経緯を聞いて知っていたのでしょうか。少なくとも、自分の兄が幼くして死んだことは聞かされていたでしょう。

悪から離れることは一番よい方法です。
しかし、過去に罪を犯したとしても、神様はへりくだり悔い改める者を完全にゆるしてくださいます。バテ・シェバは「ウリヤの妻」としてキリストの系図に名前が載りました(マタイ1:6)。
恵みによってゆるされたなら、同じ失敗に陥らないよう助けてくださいと祈り続けることができます。


祈り:神様、あなたの知恵と訓戒に従えるよう助けてください。
「人の道は主の御目の前にある」ということ、主が「その道筋のすべてに心を向けてくださる」ことに信頼して、今日も歩む者とならせてください。アーメン