ヨブ記21

「私の言い分をよく聞いてくれ。 それを、あなたがたから私への慰めにしてくれ。」ヨブ記21:2

正論をふりかざす友人たちに、ヨブは自分の話を聞いてくれ。聞いてくれることが慰めなのだ、と言います。

深く傷ついた人にいきなりアドバイスをしようとしても、うまくいきません。
その人の話にじっと耳を傾け、共に祈ることで深い慰めに至ることも多いのです。
カウンセラーやコーチの訓練では、相手の話を聞くのが9割だと言われることもあるそうです。

聖霊に頼りながら聞く時、相手の思いをよく理解できます。言葉にならない相手の深い心を見極め知るのは、まさに聖霊の働きです。私たちが互いに、聖霊に満たされたよい聞き手、カウンセラーとなれますように。

祈り:神様、ありがとうございます。聖霊が私のうちに住んでくださり、とりなしてくださることに感謝します。よい聞き手となり、霊の兄弟姉妹で互いに励まし建て上げることができますように。心に深い傷を負った方がいるなら、主の癒しを共に祈ることができますように。

「人間の心を探る方は、御霊の思いが何であるかを知っておられます。なぜなら、御霊は神のみこころにしたがって、聖徒たちのためにとりなしてくださるからです。(ローマ8:27)」アーメン