箴言3

「心を尽くして主に拠り頼め。 自分の悟りに頼るな。
    あなたの行く道すべてにおいて、主を知れ。 主があなたの進む道をまっすぐにされる。」箴言3:5~6

箴言を読む時、1章ごとに宝石箱を開けるような気持ちになります。ストーリーが繋がっているというよりも、各章にたくさんの知恵がつまっています。いくつもの指輪やネックレスが、箱の中できらきら輝いているようです。

「心を尽くして(5節)」とは、主に視野と思いを集中して向けることです。「主を知る(6節)」ことを生活の中心におくとき、「進む道がまっすぐに」されます。
自分が知っていると思うことも、自分が所有していると思う富や持ち物も、すべては主に属するものです。託されたものをどう使うかも、究極の持ち主である神と相談しながら行うのが最善の運用法です。

・あなたの財産で主をあがめよ。あなたのすべての収穫の初物で。そうすれば、あなたの倉は豊かさで満たされ、あなたの石がめは新しいぶどう酒であふれる。(9~10節)

・父がいとしい子を叱るように、主は愛する者を叱る。(12節)

・あなたの手に善を行う力があるとき、受けるべき者にそれを控えてはならない。(27節)

・嘲る者を主は嘲り、へりくだった者には恵みを与えられる。(34節) ...。

今日から心に留めたい知恵で満ちています。

祈り:神様、あなたの知恵と教えは宝石のようです。箴言を通して、私たちを正しい道へ教え導こうとしてくださり感謝します。すべてはあなたのもの、すべてはあなたの権威の元にあることを告白します。託されたものを、主により頼んで用いることができますように。

「御座に着いておられる方と子羊に、賛美と誉れと栄光と力が世々限りなくあるように。(黙示録5:13)」アーメン