黙示録18

黙示録18、ゼカリヤ1〜4

「その後、私は、もう一人の御使いが、大きな権威を持って天から下って来るのを見た。地はその栄光によって照らされた。」黙示録18:1


ひとりの天使の様子が冒頭に描かれている。彼は大きな権威を持ち、栄光に輝き(1節)、力強い声を持っていた(2節)。
素晴らしい姿だが、天使そのものは神ではない。権威も栄光も、主なる神ご自身から委託されて働いているのである。栄光は最終的には主にお返しするものである。高慢になり、それをしなかった天使は堕落し、サタンとして惑わすものになった(エゼキエル書参照)。
高ぶって神に栄光を帰さなかったサタンの末路は、黙示録に書かれている通りである。

人間でも同様である。賜物や権威を与えられた者は、主に栄光を帰さなければならない。自分のために用いてはならないのである。神の栄光のために、委託された資源や資格を十分に用いることを神は望まれる。多く与えられたものも、少なく与えられたものも、比較するよりそれを神のために用いることが御心である。
良い知らせ、神の希望を力強い声で叫ぶものでありたい。周囲に対しても、そして自分自身の心に対しても。