黙示録1

黙示録1、エゼキエル42−44

「あなたがわたしの右手に見た七つの星と、七つの金の燭台の、秘められた意味について。七つの星は七つの教会の御使いたち、七つの燭台は七つの教会である。」黙示録1:20

七つの燭台を七つの教会の象徴として、キリストがヨハネに見せてくださった。まず、燭台がキリストの右手にあったことに、教会をキリストがいつも見守り抱いてくださることを知る。
そして、燭台はろうそくの光を入れる器具である。光はもちろんキリストの光、その光を輝かせるのが教会である。教会自体に栄光があるのではなく、教会の頭であるキリストが輝いておられるのである。
燭台がもしろうそくを入れることなしに置かれていたら、ただのくすんだ器である。キリストがおられるからこそ、教会は教会としての機能を果たす。そして本来の働きを全うすることができるのである。キリストの光が輝いているなら、燭台の古さや安っぽさはあっまり問題ではない。私たちの器がどのような材質であったとしても、光が素晴らしければ素晴らしく用いられる可能性を秘めている。