詩篇144

詩篇142-144、ホセア

「主よ 人とは何ものなのでしょう。
 あなたがこれを知っておられるとは。
 人の子とはいったい何ものなのでしょう。
 あなたがこれを顧みられるとは。」詩篇144:3

私の存在は神の前にはちっぽけで、取るに足りないものだと感じる。私がいてもいなくても、変わりないのではないか。
その問いはダビデの問いでもあった。王であっても主の前には限りある、小さな存在だということを彼は自覚していた。

しかし、主はそんな私を忘れてはおられない。
私を知っておられ、顧みてくださるのだ。なぜ?神にとっての私の価値はほとんどないとも思える。私は神に何もお返しできないし、何もまともな働きができないから。
それでも神は私を愛し、尊い存在として認め続けていてくださる。不完全な私だが、感謝いっぱいに受け取り、その愛を流し出せるようにと祈る。