詩篇141

詩篇139−141、ダニエル1−2

「主よ 私の口に見張りを置き
 私の唇の戸を守ってください。」詩篇141:3

口を制することは至難のわざである。ヤコブ書にも出てくるが、舌を治めることのなんと難しいことか。クリスチャンになったからといって、この戦いが終わるわけではない。
神を褒め称えながらも、そのすぐ後で他者のことを悪く言ったり、教会への批判がくすぶったりすることがあるかもしれない。
神はそのこともご存知である。だから、「口に見張りを置いて唇の戸が守られるように」と祈らせてもくださる。

さらに口は祈るためについている。
「私の祈りが 御前への香として
 手を上げる祈りが 夕べのささげ物として
 立ち上りますように。」(2節)
とあるように、祈りは神の前によい香りを放つ。それが口から出てくるという恵みも与えられている。
不満を神への祈りに、感謝を神への祈りに変えていこう。
人と人の間だけで口を使うのでは勿体ない。