黙示録17

黙示録17、ハバクク1−3

「それから、御使いは私を御霊によって荒野へ連れて行った。私は、一人の女が緋色の獣に乗っているのを見た。その獣は神を冒瀆する名で満ちていて、七つの頭と十本の角を持っていた。」黙示録17:3

恐ろしく思える描写が続くのだが、キリストを信じる者は恐れる必要がないことを改めて思う章でもある。というのも、ヨハネは神の霊である御霊が彼とともにいてくださるのを確認するからである。

御使いが、御霊によって彼を荒野に連れて行った。荒野はさびれた場所、獣のいる場所、危険な場所である。ひとりでは行きたくない場所だ。しかし、時に神様は私たちを荒野にいざなわれる。それは、私たちを訓練し、ご自身のみこころを示し、普段の生活や知性では見ることのできないものを見せるためである。
快適な暮らしでは体験できない訓練と信仰の成長のために、神様は荒野に行こうと言われる。そして、荒野で、私たちはひとりではない。親しく主ご自身が共にいてくださるのだ。