黙示録10

黙示録10、アモス1−3

「私はその御使いのところに行き、『私にその小さな巻物を下さい』と言った。すると彼は言った。『それを取って食べてしまいなさい。それはあなたの腹には苦いが、あなたの口には蜜のように甘い。』」黙示録10:9


口に甘く、腹に苦いというのは、一見すると良いものが実は良くない結果を引き起こすというように受け取っていた。
しかし、スタディーバイブルの解説には「腹には苦い」というのは、来るべき裁きが到来し、災いが起こるからである。「口には甘い」というのは、神の目的が十分に実現されるからである、とある。
諸説あるだろうが、このように、自分の読み方が浅かったり歪んでいたりすることはよくある。
聖書の神を誤解している人、キリストを信じられない人はそのような面もあるのだと思う。
信仰者でも、神が良い方であること、全てを益に変えてくださる方だということを信じられない時がある。私もそうである。ベストを尽くしていたつもりなのに人からの批判、非難を受けるとしんどくなってしまい、意欲も喜びも失ってしまう。人の力でベストはない。それを自分の限界を超えて何かしているからこそしんどくなってしまうのかもしれない。元々8割の力でやっていれば、それはそうだ、と流せるのかもしれない。いや、所詮完全なことはできないし、人の反応も予測できないことがあるのだから、ただ神を見上げ、神のみに聞きながら進むのみである。また、被害妄想的な思いや焦る思い、取り返しがつかないと思う思いはサタンが持ってきていることを自覚したい。破滅に追い込むのは彼の常套手段である。