黙示録12

黙示録12、アモス7−9

「女は荒野に逃れた。そこには、千二百六十日の間、人々が彼女を養うようにと、神によって備えられた場所があった。」黙示録12:6

この荒野は、辛い試みの場所ではない。神が守りを与えるために備えて下さった安全な場所である。
預言者エリヤが荒野で休息したり、モーセがエジプトを逃れてミデヤンまで荒野を旅したり、イエス様が群衆から離れて寂しい所に退いて祈られたりと、荒野は神と出会い静まる大切な場所として記されている。

私たちの霊と心も、日々荒野に行く必要がある。荒野は日常から距離をとり、深呼吸し、神と出会い願いを述べ、神の声を聴き、リセットし、また日常に戻っていく作業をする場所である。特に敵の攻撃が激しい時(私の場合は陰口を言われたり批判されたりすることで心が落ち込みやすい)、「それは真実か?」「相手の品性が問題ではないのか?」「誇張されていないか?」と吟味する必要がある。陰口を伝える人が、一番問題があり、サタンの攻撃に圧倒されている場合が多い。だから、その人のために祈ることから始めるためにも、一度荒野に退いて神から祈ることをも教えていただくのである。