ルカ9

ルカ9、申命記28−29

「イエスは彼らに言われた。『あなたがたは、わたしをだれだと言いますか。』ペテロが答えた。『神のキリストです。』」ルカ9:20

弟子の中のスポークスマンとして、ペテロは答えたのだと解釈されている。もっとも、このように答えるには、自分自身もそのように思っていたゆえであろう。ペテロが答えた時に、別の箇所ではこのことを明らかにしたのは天の父だとイエス様が言われたとも言及されている。

私たちは、聖霊の働きなしにはイエスが主だと告白することはできない。洗礼を受ける人、決心する人にイエスが主だと確信させるのは神のわざである。そのように、私たちのすぐそばで今日も神が実際に働いておられること、この神が愛と平和の方であることを伝えるのが私たちの今日の仕事である。
「だれでもわたしについて来たいと思うなら、自分を捨て、日々自分の十字架を追って、わたしについて来なさい」(23節)というのは、一度の決意ではなく毎日、毎日新たに確認しリニューアルされていく決意である。