マルコ14
マルコ14、民数記23−25
この前後だけ読んでも、イエス様がただの方ではなく、人間の思いを超越した方だとわかる。自分が十字架にかかり血を流し肉を裂かれるとわかりながら、その象徴を弟子たちに見せてくださること。そして、極限の緊張と不安状態にあるはずのタイミングで、逃げも隠れもせず、食事をして感謝の祈りをささげられこと。
いずれも、普通の人間には考えにくいことである。
しかし同時に人として生きたイエス様は、はっきりとご自身の使命を掴んでおられた。また、だれよりも勇気のあるお方であった。
そのイエス様の語られた言葉を、聖書を通して日々直接聞くことができるとは、何という幸いか。一つ一つが宝石のように、また問題を解く鍵のように思われるのである。