マルコ16

マルコ16、民数記28−30

「ところが、目を上げると、その石が転がしてあるのが見えた。石は非常に大きかった。」マルコ16:4

墓の入口の石をどう取り除こうかというのが、彼女たちの気がかりだった。しかし、石はすでに転がされていた(英訳では had been rolled away)   。神の力がすでに働いていた。
むしろ、もっと驚き直面することがあった、それはイエスが復活された、という事実であった。
嬉しさと同時に「震え上がり、気も動転していた」(8節)とある。次元が違うことでびっくりさせられるのであった。

私自身が、私たちが、思い煩っていたことが杞憂であり、むしろもっと大きなことで主が私たちを驚かせることがある。私たちにとっては驚き、しかし主にとっては深いご計画の中で進められていたことであり、驚きでもなんでもない。私たちの驚きは、人間の知恵の浅はかで足りないものであることへの自覚へと導いてくれる。

不幸だと思った出来事が、神の深い良い計画の一部として働くことを信じ信頼したい。