ルカ6

ルカ6、申命記14−16

「わたしのもとに来て、わたしのことばを聞き、それを行う人がみな、どんな人に似ているか、あなたがたに示しましょう。その人は、地面を深く掘り下げ、岩の上に土台を据えて、家を建てた人に似ています。洪水になり、川の水がその家に押し寄せても、しっかり建てられていたので、びくともしませんでした。」ルカ6:47−48

キリストに土台を置くのは、目先の楽なことのためではない。もっと長い期間の視点で考えるべきことを、このイエス様のたとえは語っている。

砂の上に家を建てる方が、岩を掘るよりもずっと楽である。それにもかかわらず、岩の上に家を建てることが、長い目で見た時に結局は安心、安全なのである。

一時金、良い生活条件、支給品、家、車…。多くの人はこれらを求め、人と比較し、優越感に浸ったり劣等感に陥ったりする。ともすれば、主に仕えている者でも周りより低い条件で仕えているといって惨めな気持ちになったりする。
しかし、私たちには全世界の所有者、天の父なる神様がおられる。小さなことで比較するより、むしろ魂が躓かないように、また救いと宣教が優先順位のトップになるようにと日々自分自身を戒めていきたい。車、家、暮らしむき…は、永遠のいのちに比べたらちっぽけなものである!