イザヤ28

「それゆえ、神である主はこう言われる。『見よ、わたしはシオンに 一つの石を礎として据える。 これは試みを経た石、 堅く据えられた礎の、尊い要石。 これに信頼する者は慌てふためくことがない。』」イザヤ28:16

最近、近隣でサイレンを聞くことが増えました。教会から見える工場付近を消防車やパトカーが走ります。その度に「どうか被害が最小限でおさまりますように」と祈る思いです。
災害でなくても、建物を建て替えたり取り壊したりすることがあります。地上の建物がなくなった時にも残るものがあります。それは土台部分です。

「礎」の「要石」とは、土台の動かない石です。
世界や社会の情勢は移り変わります。しかし、「礎」の石であるイエス・キリストは変わることがありません。
私たちはつい、日常の見える情勢に影響されがちです。でも、歴史を治め動かしておられるのは主ご自身です。この方に信頼し、この方の元にとどまり、押し流されないまなざしをもてますように。

祈り:神様、目まぐるしく移り変わる世の中や情報の洪水の中で、変わらない礎の石であるあなたに身を寄せます。大雨や様々な災害の中で被害を受けた方、家を失った方、避難中の方に、慰めと必要の満たしがありますように。アーメン