イザヤ7

「それゆえ、主は自ら、あなたがたに一つのしるしを与えられる。見よ、処女が身ごもっている。そして男の子を産み、その名をインマヌエルと呼ぶ。」イザヤ7:14

クリスマスでもよく聞く聖書のことばです。マタイ1章23節で読まれることが多いのですが、その引用元は今日の箇所です。

戦いの多かったイザヤの時代は、日本の戦国時代のような緊張感があったことでしょう。そして、イエス様の生まれた時代もローマによる支配が行われ、やはり穏やかでない世相の中にありました。
そんな中で「インマヌエル」すなわち「主がともにおられる」とは希望の約束でした。

現代も、戦争や災害や痛ましい事件が日々起こります。どこに希望があるのか、と想うような日があります。けれども、今日も主の同じ約束が続いています。「わたしは共にいる」と堅く立ち、私たちを抱いてくださるインマヌエルの主に頼って一日過ごしましょう。

祈り:神様、希望のない世界に見えても、あなたが変わることなく、共にいてくださることに感謝します。うつ状態で悩みの中にある___さん、____さんに、あなたが見捨てない方であること、共におられるインマヌエルの救い主であることが明確にわかりますように。救いの確信を与えてください。アーメン