雅歌3

「私は彼らのところを通り過ぎると間もなく、 私のたましいの恋い慕う方を見つけました。 私はこの方をしっかり捕まえて放さず、 ついには私の母の家に、 私を身ごもった人の奥の間に、お連れしました。」雅歌3:4

3章の解釈は、学者でも難しいところだそうです。しかし、文字通りには女性が捜し求めている姿が描かれています。
女性は「私のたましいの恋い慕う方」と呼んでいます。捜し求め、そしてとうとう「見つけました」。女性は「しっかり捕まえて放さず」、「奥の間に」連れて行きました。

大切な来客は玄関先で追い返さず「どうぞお入りください」と言います。
同じように、心の扉をたたいてくださったキリストを、玄関先のち話にとどめておくのはもったいないことです。私たちの心の奥の間にお連れして、部屋の隅々までどうすればよいか相談したいと思います。時には補修、時には大規模な改修(リノベーション)が必要かもしれませんが、すべては益となります(ローマ8:28)。

祈り:神様、私の心の奥までお入りください。散らかっているところ、補修や改修が必要なところを探り、あなたの方法で直してください。

「神を愛する人たち、すなわち、神のご計画にしたがって召された人たちのためには、すべてのことがともに働いて益となることを、私たちは知っています。(ローマ 8:28)」アーメン