イザヤ1

「さあ、来たれ。論じ合おう。 ──主は言われる── たとえ、あなたがたの罪が緋のように赤くても、 雪のように白くなる。 たとえ、紅のように赤くても、 羊の毛のようになる。」イザヤ1:18


イザヤ書は、ユダ王国に対する厳しいことばで始まります。罪に満ちた社会と形骸化したささげものへの、嘆きとさばきが並んでいます。
しかし、どんな罪も主への悔い改めがあるなら「雪のように白くなる」とも語られています。

私たちはどうでしょうか。法を犯したとか、目に見えて非のある罪は認めやすいでしょう。しかし、心の底にある憎しみ、赦せない心、嫉妬心、恨みなどは、罪深いのにベールをかけて覆ってしまいがちです。それはちょうど、形ばかりのささげ物ですませていたユダ王国の人々と同じようです。
そして、隠したように思えても、言動のはしばしに心の思いが現れるので、完全に繕うことはできません。

心の思いを主に探っていただき、汚さを認め悔い改め、聖霊の働きやすい柔らかい心に整えていただけますように。

祈り:神様、私の心にある罪深い思い、否定的な思考の癖、頑固な考え方を悔い改めます。自覚していない罪、知らずに誰かを傷つけてしまったこともどうぞ赦してください。主のあわれみと赦しが必要です。私の心を柔らかく砕かれたものに造りかえ、あなたのお名前をあがめる器としてください。アーメン