イザヤ13

「わたしは人を純金よりも、 人間をオフィルの金よりも尊くする。」イザヤ13:12

「黄金のエルサレム」という曲があります。日本人としては短調の少し暗いメロディーですが、イスラエルの第2の国歌とも言われるくらい、愛されている曲です。
その曲を通して、イスラエルの人たちは祖国の歴史を思い、祖国への愛を確認することでしょう。
「黄金」と同じように価値がある、失いたくない都だというのが、曲名からもわかります。

神様は人を「純金よりも」「オフィルの金よりも」尊くすると言われました。「オフィルの金」はとりわけ価値のある金だったようです。
神様が人を価値のある、失いたくない存在だと思ってくださる愛が、バビロンへの宣告の中でも語られます。

6月も最後の週です。1年も半分近くが過ぎました。月日のたつのは早いですが、ふり返った時、一日一日に神様が共にいてくださる足あとを見ることができますように。

祈り:神様、あなたが私の存在を価値あるもの、かけがえのないものとして愛してくださり感謝します。孤独や失望の中にある人に、主の希望が届きますように。私自身も、毎日主とともに歩む、心の深い満足と平安をかみしめます。アーメン