IIサムエル1

「彼らは、サウルのため、その子ヨナタンのため、また主の民のため、イスラエルの家のために悼み悲しんで泣き、夕方まで断食した。サウルらが剣に倒れたからである。」IIサムエル1:12

サウル王に長年命を狙われたダビデでしたが、王に手をかけることはしませんでした。それは、サウル王は神に油注がれた人物だったと知っていたからでした。
悼み悲しんで泣いたという記述に、ダビデの純粋な心が表れています。
先日はエリザベス女王の葬儀が行われました。多くの人に親しまれた女王でした。

私事ですが、ここ数週間の間に何人かの信仰の友が思いがけなく連続して召されるという経験をしました。
一緒に祈りあったこともあれば、意見が違って苦労したこともありました。でも振り返ると、すべてが主の御手の中にあったことを覚えます。
命もまた、主の御手の中にあり、主の許しなしには雀の一羽ですら地に落ちることがないことに感謝します。

祈り:
「五羽の雀が、二アサリオンで売られているではありませんか。そんな雀の一羽でも、神の御前で忘れられてはいません。それどころか、あなたがたの髪の毛さえも、すべて数えられています。恐れることはありません。あなたがたは、多くの雀よりも価値があるのです。(ルカ12:6~7)」
神様、私たちの生涯も出来事も友情も、あなたの御前に覚えられていることを感謝します。ダビデのような純粋な心で今日も生きていけるよう、助けてください。アーメン