Iサムエル25

「ダビデはアビガイルに言った。『イスラエルの神、主がほめたたえられますように。主は今日、あなたを送り、私に会わせてくださった。』」Iサムエル25:32

夫ナバルがダビデにひどい態度を取ったことを聞き、妻アビガイルは直ちに行動を起こしました。ダビデへの贈り物を用意し、ダビデの前に申し開きをしました。
当時の女性の社会的地位を考えると、今日以上に勇気のある行動でした。そこには、主にある大胆さと、家族や使用人を守ろうとする使命感があったのでしょう。

現在でも、若い人や女性が行動を起こそうとすると、内外の困難にぶつかります。家族や親戚の中でも、つい低く見られがちです。
わがままや自我は、留められるのがよいと思います。でももし、神様からの召しであり使命が促すのなら、困難に耐える力と助けも主が与えてくださると信じます。
「私なんて、どうせ・・・」という内なるささやきが聞こえますか?それは、神様から来ていますか?自分の劣等感や保守的な常識、サタンの策略から来るものかもしれません。
キリストがご自身のいのちと引き換えに与えてくださった罪からの解放と自由を、主の栄光のために用いること、それが私たちの最優先事項になりますように。

祈り:神様、私たちを劣等感やこの世の偏った価値観から解放してください。周りから抑圧された時、怒りではなくアビガイルのような知恵と行動力、そして穏やかな心をもって対応できますように。キリストが私を愛して十字架にかかってくださった恵みを、狭い箱に押し込めることがないように助けてください。アーメン