Iサムエル8

「彼らが、『私たちをさばく王を私たちに与えてください』と言ったとき、そのことばはサムエルの目には悪しきことであった。それでサムエルは主に祈った。」Iサムエル8:6

サムエルもまた、子育てには苦労したようです。息子たちは「利得を追い求め、賄賂を受け取り、さばきを曲げて(3節)」いました。それで民は祭司ではなく別の王を立ててほしいと言ったのでした。
サムエルは、これまでの奉仕が拒絶されたように感じたかもしれません。心外に感じた彼はしかし、民に対して怒ったりどなったりしませんでした。その思いを祈りに変え、主の元に持っていきました。

主はサムエルに、「民があなたに言うことは何であれ、それを聞き入れよ。なぜなら彼らは、あなたを拒んだのではなく、わたしが王として彼らを治めることを拒んだのだから(7節)」と答えてくださいました。サムエルではなく、主が民の批判を受け止めてくださったのでした。

教会の奉仕や人間関係で批判に合うとき、すべてを自分だけで対応せず(もちろん至らなさは悔い改めますが)、主の元にそれを持っていくことで、燃えつきや過度の落胆から守られます。
また、教会のリーダーや働き人、奉仕者が支えられ、いつも主と親しい関係が持てるよう、互いに祈りに覚えたいです。


祈り:神様、私たちが問題や批判を自分の思いだけで処理せず、主に祈り、悔い改め、主の御手に導かれるように助けてください。教会のリーダー、働き人、奉仕者である____さん、_____さんが今日も主に頼り、祈りと聖霊に助けられて歩めますようにとりなし、お祈りします。  アーメン