Iサムエル30

「ダビデは言った。『兄弟たちよ。主が私たちに下さった物を、そのようにしてはならない。主が私たちを守り、私たちを襲った略奪隊を私たちの手に渡されたのだ。だれが、このことについて、あなたがたの言うことを聞くだろうか。戦いに下って行った者への分け前も、荷物のそばにとどまっていた者への分け前も同じだ。ともに同じく分け合わなければならない。』」Iサムエル30:23~24

略奪隊を追った600人のうち、200人は疲れきって川のほとりにとどまりました。追撃し勝利した400人は、分捕り物を待機していた200人に分けるのをいやがりました。その時にダビデが言った言葉です。
「主が私たちを守り、略奪隊を私たちの手に渡された」のだから、平等に分けることを命じ、それがイスラエルの慣例となりました。

教会も同じ原則だと思います。豊かに奉仕する人の働きに感謝しています。主が賜物と能力と環境を与え、ご本人も主の恵みに応じて喜んでされている姿は麗しいものです。
そして忘れてはならないのは、教会に注がれる恵みと守りはその人だけにとどまらず、教会全体で喜び感謝するものだということです。牧師や働き人も例外ではなく、教会が共に主を喜び、互いに愛し合うために仕える者だともう一度確認しています。

祈り:神様、あなたがくださる恵みと守りを感謝します。私たちの日々の信仰生活や祈りや奉仕が、自分だけのものではなく、教会の徳を高め、教会の喜びとなり、宣教の広がりにつながっていきますように。アーメン