Iサムエル11

「サムエルは民に言った。『さあ、われわれはギルガルに行って、そこで王政を樹立しよう。』民はみなギルガルに行き、ギルガルで、主の前にサウルを王とした。彼らはそこで、主の前に交わりのいけにえを献げた。サウルとイスラエルのすべての者は、そこで大いに喜んだ。」Iサムエル11:14~15

入学、就職、結婚...何かが始まる時はわくわくし、嬉しくなります。周りもお祝いします。
そして、よい形で始めるのと同じくらい大切なことは、「よい終わり方をする」ということです。イスラエル全体が喜んでサウルを王としたにもかかわらず、残念なことに、サウルはよい終わり方をしませんでした(今後その様子が出てきます)。

今、何かを始めようとしていますか?何かに没頭していますか?やがて、それらをどのような形で終えたいですか。やがて何かを終える時、利己的でなく、謙遜に階段を降り、寂しさにも耐えることができるでしょうか。

(デイビッド・ワング師の「最後まで走り抜け(Finishing Well)」という本には、聖書からの終わり方の例が多く出ており、考えさせられます。)


祈り:神様、始まりと同時に終わりがあることを静かに思い巡らしています。何かを終える時にこそ、私たちの人格と霊性が問われます。どうか、あなたからの日々の訓練と導きによって私たちを整えてください。聖書の例から、よく学ぶことができますように。始める時も、終わる時も、あなたからの確信と導きを与えてください。アーメン