Iサムエル29

「ダビデとその部下は、翌朝早く、ペリシテ人の地へ帰って行った。ペリシテ人はイズレエルへ上って行った。」Iサムエル29:11

ペリシテ人の領主たちは、ダビデが自軍で戦うのを拒絶しました。なぜなら、戦いの相手はイスラエルであり、ダビデが途中で寝返っては困るからでした。
ダビデは裏切らないつもりでしたが、結果として軍には加わらず、滞在していた町に帰ることとなりました。

ダビデは勇士でした。活躍できる場を奪われてがっかりしたかもしれません。でも、これは神の摂理、あわれみだったと思います。なぜなら、

・留守の間に町が襲われていて、このタイミングで戻っていなければ家族や町が滅びたかもしれないから(30章)
・戦いに加わったサウル王やヨナタンを、自らの手で戦死させてしまったかもしれないから(31章)

です。
思うように機会が与えられず、賜物が発揮できないでしょうか。しようとすることがとどめられ、抑圧されているように感じられているでしょうか。
それでも、今与えられている持ち場に感謝し、今日できることを誠実に行っていきましょう。神様は最善をよくご存じです。


祈り:神様、あなたが私の人生の最善をデザインされる方であることを信じます。あなたの導き、あなたのご計画を歩みたいです。どうぞ私に忍耐と心の深い喜びを与えてください。また、今行き詰まりを感じている____さん、____さんに、あなたの突破口が思いがけない形で与えられますように。

「わたし自身、あなたがたのために立てている計画をよく知っているーー主のことばーー。それはわざわいではなく平安を与える計画であり、あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ。(エレミヤ29:11)」 アーメン