Iサムエル21

「ダビデは彼らの前でおかしくなったかのようにふるまい、捕らえられて気が変になったふりをした。彼は門の扉に傷をつけたり、ひげによだれを垂らしたりした。」Iサムエル21:13

逃亡生活中のダビデの記事です。共にいる若者たちのために食料調達をしたり、武器を求めたり、果ては気が狂ったふりをしたりという様子が記録されています。
ダビデは当時20代。逃亡生活は、彼の生涯の中でもどん底の経験の一つでしょう。

しかし、この期間に、ダビデは主に祈り深く交わることを学び、後には詩篇の祈りを残しました。従者のために労するリーダーシップを学び、よい牧者、王の資質を身に着けました。

今、下積みの状態でしょうか。どん底にいるでしょうか。しかし神様は忘れておられません。かえって私たちに辛いと思われる期間に、主は与えた賜物を培い、トレーニングして用いやすい者へと変えてくださるのです。たとえ私たちが気づかなくても、主はご自身のよいご計画をお持ちです。

祈り:神様、あなたが私たちの下積みとも思える期間に、私たちを用いやすい器へと整えてくださることを信じます。忍耐を与えてください。
また現在、試練や訓練の期間を通っている_____さん、_____さんのために、とりなしてお祈りします。主にある希望と忍耐が与えられますように。この期間を通り、主の器として用いられますように。アーメン