ピレモン

ピレモン、イザヤ43−44

「彼は、以前はあなたにとって役に立たない者でしたが、今は、あなたにとっても私にとっても役に立つ者となっています。」ピレモン 11節

逃げ出してきたどうしようもない(と思える)オネシモを、パウロは諭して悔い改めに導き、主人ピレモンの所へ手紙をつけて帰らせようとしている。
ピレモンはきっと彼を許しただろうと想像する。いわば、パウロがオネシモの連帯保証人、身元引受人となったのだ。
それはピレモンが改心し、神の元に生まれ、新しい人となったからである。人が神にふれられ、聖霊に満たされるとき、確実に変化が起こる。他人を見るのでなく、神を仰ぎ見て歩む時、神はともにいてくださり、手をとって導いてくださる。
オネシモの変化は私の変化だろうか。私は主にあって、聖霊に満たされ変革された歩みをしているだろうか。古い人により頼み続けていないだろうか。