Ⅱテモテ4

Ⅱテモテ4、イザヤ30−31

「みことばを宣べ伝えなさい。時が良くても悪くてもしっかりやりなさい。忍耐の限りを尽くし、絶えず教えながら、責め、戒め、また勧めなさい。」Ⅱテモテ4:2

「時が良くても悪くても」を、社会の動きや自分の人間関係、コンディションと結びつけて解釈しやすいが、ここはさらに命がけの文脈でパウロは述べている。まさに、殺されようとしているところ、危うくライオンの前に生身で引き出されるところ、そしてもちろん投獄中だった。それでも、パウロの宣教への情熱は変わらなかった。
コロナの中でも、何ができるかできないかを考える。そして、自分の焦りではなく、神が与えた環境でできることを行うことを学んでいる。これまでの標準からは制限だらけのように思うが、神の働きと可能性は、獄中にいて身動きできないパウロによって進んでいたことを思う。今私たちにできる働きと、停止するように神が求めておられる働きを区別したい。