ヘブル8

ヘブル8、エレミヤ9−11

「この祭司たちは、天にあるものの写しと影に仕えています。それ絵は、モーセが幕屋を設営しようとしたときに、御告げを受けたとおりのものです。神は、『よく注意して、山であなたに示された型どおりに、すべてのものを作らなければならない』と言われました。」ヘブル8:5

旧約聖書で、幕屋や神殿の作り方や様子が事細かく描写され、指示されている。なぜ退屈な記述が続くのかとよく思ったものだった。
そして、その理由がここに記されている。
天にあるものの写し、つまりコピーを神が地上で見せてくださるためだったのだ。それは、より素晴らしいものが天国にあることを教えてくれるだけではない。地上で私たちがイメージを持ちやすくなり、さらには地上でもそのひな形、コピーがあってすでに神の国が味わえるのだということがわかる。

旧約時代の厳しそうに見える神像は、ここでもやはり愛の神ゆえだということを学ぶ。神の壮大な計画、深すぎる愛がここにもある。
私たちの人生にも、神の計画が反映するように。今日の歩みがみ心、神の思いにかないますように。