使徒8

使徒8、Ⅰ歴代誌1−3

「散らされた人々は、みことばの福音を伝えながら巡り歩いた。」
使徒8:4

ステパノの死と同時にエルサレム教会にも迫害が起こり、信者が追放されてしまった。悲しく、敗北の出来事にも思える。

しかし、それは福音がさらに広がるための、神の大きな計画のうちにあった。散らされた人たちは、各地で福音を伝えた。ピリポもそうであった。

そして、「その町には、大きな喜びがあった」(8節)、「宦官はもはやピリポを見ることはなかったが、喜びながら帰って行った」(39節)のように、エルサレムにいただけではあり得なかった救いの喜びが広がっていったのである。
神は、私たちの悲しみや落胆を、なんと恵み深く深淵で大きな計画によって喜びに変えてくださる方だろうか。