詩篇61
詩篇61−63、Ⅰ歴代誌16−18
「私は あなたの幕屋にいつまでも住み
御翼の陰に身を避けます。」詩篇61:4
ダビデが死に瀕していたか、あるいは非常な危険の中で荒野の果てにいたかという状況である。「私の心が衰え果てるとき 私は地の果てから あなたを呼び求めます。どうか 及びがたいほど高い岩の上に 私を導いてください」(2節)と率直な気持ちを出している。
私たちも絶対絶命のときがある。人生で荒野の中を彷徨うようなときがある。しかし、どこにいても神の住まいであるのだという事実がある。ダビデはそれに気づく。神は私たちがどこにいても変わらずそこにおられ、変わらずその御翼でかくまい守ってくださる。
疲れた時にはその翼の陰に身を寄せ、休むことを許してくださる神様が共にいてくださる。今日も、「あなたの重荷を主にゆだねよ」と声をかけてくださる神様を知る幸いを思う。