使徒4

使徒4、Ⅱ列王記13−14

「しかし、ペテロとヨハネは彼らに答えた。『神に聞き従うよりも、あなたがたに聞き従うほうが、神の御前に正しいかどうか、判断してください。私たちは、自分たちが見たことや聞いたことを話さないわけにはいきません。』」使徒4:19−20

キリストの救いにあずかるのは大きな恵みである。神の愛を体験し、神の素晴らしい恵みに浸ることは信仰の土台である。
しかし、その恵みが素晴らしいならば、そのままにしておくのではなく、周囲の人にも伝えていきたいと願うはずである。優れた商品を友人にも勧めたくなるなら、それよりはるかに勝った福音を話したくなるはずである。

同時に、福音を本気で分かち合いたいと思うなら、困難が伴うことという覚悟が必要である。ペテロとヨハネもそうであった。捕らえられ、尋問され、脅され、時には投獄された。それでも彼らは復員を伝えることをやめなかった。
「神に聞き従う」こと、そして「自分たちが見たことや聞いたことを話さないわけにはいきません」という確信があった。それは、福音があまりにも素晴らしく、黙ってはいられないこと、そして人よりも神に従うことの価値を体験していたからだった。

私たちも、彼らと同じような確信があるだろうか。福音を味わっているだろうか。