使徒5

使徒5、Ⅱ列王記15−16

「…もしその計画や行動が人間から出たものなら、自滅するでしょう。しかし、もしそれが神から出たものなら、彼らを滅ぼすことはできないでしょう。もしかすると、あなた方は神に敵対する者になってしまいます。…」使徒5: 38−39

ガマリエルはパリサイ人であったが、ここでとても重要な発言をしている。つまり、使徒のしていることが人から出たものか、神から出たものか、それが重要であるということを指摘した。そして、彼の発言は議員たちも、また使徒やクリスチャンたちも納得できるものであった。もちろん、今日の私たちも納得できる。

初代教会はなくなるどころか、どんな迫害や困難にあっても成長していった。それで、この働きが神から出たものであるということが明らかである。

私のしている奉仕、しようとしている計画は人から出たものか、神から出たものか。それをよく吟味して歩みたい。ふと言ってしまった発言、逆にせざるを得ない状況にいつの間にか置かれていること、一つ一つが人の計画か、神の計画か。静まり、黙想すること。ニュースや状況に惑わされず、神の大きなご計画、創造された世界の歴史の中で生かされている感謝に目を向けたい。たとえ、コロナウイルスの緊急事態宣言下であっても(2021年5月12日)。