使徒16

使徒16、Ⅱ歴代誌1−3

「その夜、パウロは幻を見た。一人のマケドニア人が立って、『マケドニアに渡って来て、私たちを助けてください』と懇願するのであった。パウロがこの幻を見たとき、私たちはただちにマケドニアに渡ることにした。彼らに福音を宣べ伝えるために、神が私たちを召しておられるのだと確信したからである。」使徒16:9−10


私は突発的な予定変更が苦手である。計画が狂うことへの混乱、そして自分自身の心が対応しきれないという部分がある。

しかし、パウロは聖霊の幻により、柔軟な変更を重ねていった。ビティニアに進まずトロアスにくだり(7−8節)、次にアジアでなくマケドニアに渡った(9節以降)。
そして、パウロだけではなく「私たちは」(10節)と宣教チームとして柔軟に決断したのである。

主の働きをする時に、思いと違う方向に導かれることがある。
人のわがままならそれは矯正しなければならない。しかし、聖霊がそうされるなら「はい、従います」と柔らかい心で返事をする者となりたい。