ゼカリヤ5

「私が再び目を上げて見ると、なんと、一つの巻物が飛んでいた。」ゼカリヤ5:1

5章では、悪が取り除かれる2つの幻が記されています。

一つは「飛んでいる巻物(1~4節)」です。盗む者、偽って誓う者が、その文面に従って取り除かれるのでした。
もう一つは「エパ升の女(5-11節)」です。偶像礼拝と邪悪を象徴しています。それが升ごと「シンアル」すなわちバビロンに移される幻です。
両方とも、帰還した土地から悪と偶像礼拝が除かれ、きよめられるメッセージでした。

私たちの身の回りに不条理や悪が満ちていると感じられるでしょうか。主は全地を納めておられ、悪をきよめることのできる方です。同時に、ひとりも滅びることを望まず悔い改めを待っている方でもあります。さらに、愛する者を訓練し、熟練した信仰者へと成長させてくださる方です。
今日悔しく思えることが、やがて神によってどのように解決されるか、期待して待ち望めますように。

祈り:
「...霊の父は私たちの益のために、私たちをご自分の聖さにあずからせようとして訓練されるのです。(ヘブル12:10)」

神様、あなたが正義を実現される方であることを信じます。主の目には善悪が明らかです。私がもし歪んだ肉の正義感を持っていたら修正してください。虐げられている人、苦しむ人を救ってください。私も、そして___さん、____さんも共に、「キリストは主です」と告白できますように。アーメン