マラキ2

「神は人を一体に造られたのではないか。 そこには、霊の残りがある。 その一体の人は何を求めるのか。 神の子孫ではないか。あなたがたは、自分の霊に注意せよ。 あなたの若いときの妻を裏切ってはならない。」マラキ2:15

今週水曜日からは「レント(受難節)」と呼ばれるイースターの前40日間に入っています。主の十字架を思い静まり慎む期間として、大切にしている教会や教派も多くあります。

ヘンリ・ナウエンは「イエスの示す道~受難節の黙想」という本の中で、

「信仰生活とは、感謝して生きることです。...イエスは、この世の悪を神の愛への信頼がたりないからだと考えておられます。イエスは、わたしたちが頑なに自分自身に依存し、神よりも自己に依り頼み、神の愛よりも自己愛に傾きやすい者であることを知らせてくれます」と述べています(pp.6~8)。

私たちの人間関係は不完全で自己中心的な者どうしの関係です。
しかし、人には神の霊の息が吹き込まれました。神の愛への信頼を深め、へりくだりつつ、悔い改めつつ、周囲の人たちにも誠実でありたいと願います。

祈り:神様、私の周囲の人間関係を祝福してください。疎遠になってしまった家族や親戚に、どうしたらあなたの愛への応答を示すことができるでしょうか。聖霊の導きを求め、従いたいです。アーメン