詩篇2

「なぜ 地の王たちは立ち構え 君主たちは相ともに集まるのか。 主と 主に油注がれた者に対して。」詩篇2:2

2篇は、メシアに関する詩篇と呼ばれています。イエス様が来られた時、学者や祭司たちは敵対しました。自分の権益や価値観を守ろうとしたからでした。

反対に、「心の貧しい者は幸いです。天の御国はその人たちのものだからです(マタイ5:3)」とイエス様は言われました。

ヘンリ・ナウエンは「貧しさこそ、わたしたちの守りを取り払い、敵を友に変える気持ちをひき出すのです。何か守るものがある限り、わたしたちは他の人を敵としか見ないようになります」と述べています。

多くの人が自分で何かを守ろうとして、救い主を受け入れるのを拒みます。救われた私たちも、肉が守りや敵対心を生むことに警戒し、心を貧しくすることができますように。

祈り:神様、私の心がむなしい守りに入ることがありませんように。主に心開き、主の守りと勝利に期待します。
自分の力に頼ろうとして疲れ果てている人が日本中に多くおられます。主の救いを知り、主の元で憩うことができますように。アーメン