ゼカリヤ1

「すると主は、私と話していた御使いに、恵みのことば、慰めのことばで答えられた。」ゼカリヤ1:13

ハガイと同時代の預言者、ゼカリヤの書が始まりました。
私はゼカリヤ書が大好きです。神様の慰めと希望がきらきらとちりばめられています。旧約聖書の終わりの方にある目立たない?書物ですが、夜空に光る星のような輝きを放っていると感じられます。
またゼカリヤ書には、70年間の捕囚を経て帰ってきた民への励ましだけでなく、メシアであるキリストの到来、そして再臨を待つ私たちへの希望が満ちています。

ゼカリヤと話していた御使いに主は「恵みのことば、慰めのことばで」答えられました。
さらに「わたしの町々には、再び良いものが満ちあふれ、 主は再びシオンを慰め、再びエルサレムを選ぶ(17節)」とも語ってくださいました。

70年を経て、すっかり荒廃している故郷エルサレム。しかし、そこは必ず回復されるという約束です。
同じ主は、どんなに荒廃した私たちの心も状況も、必ず回復させることのできるお方です。主を信じる者にとって「再起不能」はありません。そして、単に前と同じに戻るのではなく、主によって整えられきよめられ、違った様で回復させられるのです。

祈り:神様、あなたが恵みと慰めの主であられることを感謝します。主にあって、私の人生は最後の日まで意味のあるものです。
今日人生に絶望している人が、主の愛と回復を知ることができますように。私をあなたの手足として用いてください。アーメン