ゼカリヤ13

「わたしはその三分の一を火の中に入れ、銀を錬るように彼らを錬り、金を試すように彼らを試す。彼らはわたしの名を呼び、わたしは彼らに答える。わたしは『これはわたしの民』と言い、彼らは『主は私の神』と言う。」ゼカリヤ13:9

紀元後70年のエルサレム陥落、迫害、数々の戦乱など、この預言の後もユダヤ人の歴史は苦難に満ちてきました。しかし、民族すべてが滅びることはなく、苦難を生き延びた人々がいました。
まさにこの節の「火の中に入れ、銀を練るように練られた」ようでした。

私たちの中にも、火の中を通るような試練を通っているように感じる人がいるかもしれません。自分ではどうすることもできない家族環境や生育歴、病や死別などを経験することもあります。
しかし、試練の中で主に呼び求める人を、主は見放されません。

どんな時にも主の御腕の中に抱かれていると、後になって気づきます。
そればかりか、「主は私の神」「これはわたしの民」と言い合うような主と私との個人的な親密さが、より深まる経験とも変えてくださるのです。

祈り:神様、試練を通っています。助けてください。あなたの御腕の中に抱かれていること、あなたの訓練は後になって義の実を結ぶことをわからせてください。___さん、___さんにもあなたの平安の導きを与えてください。アーメン