出エジプト記36

「仕事に携わっている者のうち、心に知恵ある者はみな、幕屋を十枚の幕で造った。幕は、撚り糸で織った亜麻布、青、紫、緋色の撚り糸を用い、意匠を凝らしてケルビムを織り出した。」出エジプト記36:8

十枚の幕(1枚当たり約12.3m ×1.76 m) それぞれを手織りで、しかもケルビムの絵柄を織り出すのは、どれほど大仕事だったかと想像します。それでも、心に知恵を主が与えてくださったので、その仕事は成し遂げられました。知恵と同時に、忍耐強さも与えられていました。何より、人々が協力し、喜んで働きました。
教会の行う働きも、地域や世界の中に布地を手織りするようなものかもしれません。日々行う小さな働きが、やがて地域や世界にキリストの姿を織り出していくのだと思います。諦めず、過小評価せず、主が与えてくださった知恵と力を喜んで流し出す者でありますように。

祈り:神様、私にも日々の働きが無駄ではないことを教えてくださり、感謝します。最前線で働く人も、背後で支える人も、キリストをコミュニティに織り出すように召されていることを受け取ります。今週も主の恵みを流し出す者として歩ませてください。アーメン