出エジプト記13

「後になって、あなたの息子があなたに『これは、どういうことですか』と尋ねるときは、こう言いなさい。『主が力強い御手によって、私たちを奴隷の家、エジプトから導き出された。』」出エジプト記13:14

主の「力強い御手で」と4回も出てきます。いけにえをささげる儀式は、たしかに主がなさったということを忘れないため、そして、次世代の子どもたちにも主が何をなさったかを伝えるためです。
私たちが毎週礼拝に行くのも、クリスマスやイースターをお祝いするのも、神の恵みを忘れず思い起こすため、そしてそのことに感謝するためです。同時に、次世代にあかしをし、信仰を伝えていくために神様が与えてくださった機会です。
教会によっては、イースターの40日前(「灰の水曜日」)から当日まで、キリストの十字架への苦難を覚え、静まり過ごす「レント」という期間を大切にしています。私たちも、礼拝や教会暦を次世代への信仰を伝える機会とできますように。

祈り:主が私たちにしてくださった救いの恵み、日々の養いと導きの恵みを感謝します。礼拝ごと、集会ごとに、私の人生を導いてくださった主の力強い御手を思い起こせますように。次世代に信仰を継承できるよう、私たちの心を整え燃やしてください。機会を用いて案内し、誘い、あかしすることができますように。アーメン