出エジプト記21

「目には目を、歯には歯を、手には手を、足には足を、」出エジプト記21:24


国際関係でも個人同士でも、やられたらそれ以上にやり返したくなるのが人間です。言われた以上に陰で悪口を言う人は多いです。国同士の報復がエスカレートするのも歴史上たびたびです。

聖書では復讐を勧めているのでしょうか?いいえ。これ以上の償いを求めてはならないという、裁判での限度を定めています。そこには「ゆるし」が要求されます。憎しみを握るのは簡単ですが、ゆるし手放すのは難しいことです。それは、自分も神に赦されたという事実を味わうことで可能になります。そして、ゆるし手放すのは相手のためでなく、苦い思いから自分が解放されるためです。(参照 マタイ5:38〜42)


祈り:神様、主の祈りの一節
「我らに罪を犯した者を 我らが許すごとく 我らの罪をもゆるしたまえ」
を今一度祈ります。十字架によってあなたが私を赦して下さったように、____のことで____さんを私もゆるします。私の内にある苦い思い(怒り、憎しみ、恨み、批判…)から私を解放してください。世界中にある憎しみや問題に、キリストの力による赦しと解決の希望がもたらされますように。アーメン



来週はウクライナのための祈りを掲載します。