詩篇9

詩篇7−9、創世記41−42

「主よ 彼らに恐れを起こさせ
 国々に思い知らせてください。
 自らが人間にすぎないことを。」詩篇9:20

高慢になり、神を神ともしない人に対して、神の前に悔い改め、キリストを受け入れてへり下る人物になるようにとはよく祈る。
一方で、必要以上に人を恐れる思い、自分を卑下し自信を失う想いに祈って勝利することは難しい。どうして良いか、諦めてしまいそうにもなる。

そんな自分に対して、恐れの対象が人間でしかないことを言い聞かせる。
同時に、自分の内面の思いも人間のものに過ぎないことを言い聞かせる。
人間への恐れ自体が偶像になっていないか、そのことも点検が必要である。

ヨセフが突然エジプトの牢からファラオの次の地位につき、エジプトの穀物を管理することになった時(創世記41:40〜)、「私は外国人だから」「私は囚人上がりだから」と自信をなくすことはいくらでもできたし、そうした嫌味をヨセフの耳元で囁いた人もいたかもしれない。しかし、ヨセフは自分のミッションを知っていたから、飢饉への準備に果敢に取り掛かり、着々と実行した。

恥意識との戦いに勝利すること、神様からのミッションを遂行すること。