詩篇15

詩篇13−15、出25−26


「舌をもって中傷せず 友人に悪を行わず 隣人へのそしりを口にしない人。」詩篇13:3

1節で「主よ だれが あなたの幕屋に宿るのでしょうか…」、どんな人が神と共に住まうことができるのか、と述べた詩人は、2節以降にその人の描写を列挙している。
様々な表現に一貫しているのはIntegrity(インテグリティ)すなわち「誠実さ」、「真実さ」である。

人が見ていても見ていなくても、神の前に真実であるか。責められるところがないように、スキャンダラスな話題に持ち上がらないような生き方をしているか。そこには、他者の悪口を言わないこと、中傷しないことも大切な要素なのである。自戒しつつ、周囲の徳を高めるために歩みたいと願う。