詩篇6
詩篇4〜6、創世記25〜26
詩篇6:3
「私のたましいは ひどく恐れおののいています。
主よ あなたはいつまでーー。」
ダビデは旧約聖書の中でも有名で有能な、何よりも神様に愛された人物です。同時に、彼には苦労や失敗もありました。逃亡生活を送らなければならない年月もあったのでした。
彼の特筆すべきところは、自分の率直な思いを神様の前にそのまま述べたことでした。自分が衰えていること(2節)、恐れていること(2、3節)、疲れ果てていることや泣いていること(6、8節)などなど。敵に恥をかかせてほしい(10節)とまで言っています。
そして、主よ あなたはいつまで(いつまでですか!)とまで訴えています。プライドも繕いもありませんでした。
私たちも、親しい家族や友人には本音を出します。ダビデにとって神様はそのくらい親しいお方でした。新約時代に生きる者は誰でも、神の御前にそのまま出ることができます。しかもキリストを通し神様に直接なんでも話して良いのです。独り言ではなく、それが祈りとして神様に届く…何と素晴らしいことではないでしょうか。
祈り:神様、私もダビデのように素直にあなたの前に気持ちや願いを持っていきます。家族や親友にまして私のことを知り愛してくださる神様、今日も共にいてくださり感謝します。