詩篇8
詩篇7〜9、創世記39〜40
「あなたの指のわざである あなたの天
あなたが整えられた月や星を見るに
人とは何ものなのでしょう。
あなたが心に留められるとは。
人の子とはいったい何ものなのでしょう。
あなたが顧みてくださるとは。」詩篇8:3−4
高校時代、天体の運行や物理法則が、とてもシンプルで美しい式で表せることに感動した(残念ながら物理は苦手だったが)。これは人間技ではない、神の指が働き神が整えない限りあり得ないと思った。
聖書は科学的でない、というのは正しくない。科学がある条件下での実験と観察により物事の法則や在り方を解明していくなら、聖書は物事の土台、条件の設定自体を扱っている。科学を神の素晴らしさを明らかにしていくために用いるなら、神の栄光を表すことができる。
この詩篇は「主よ われらの主よ あなたの御名は全地にわたり なんと力に満ちていることでしょう。」(1、9節)に始まり終わる、神様への賛美と畏敬である。
5−6節は、ヘブル2:6−8に引用されている。
(人とは何ものなのでしょう。 あなたが心に留められるとは。 人の子とはいったい何ものなのでしょう。 あなたが顧みてくださるとは。 あなたは 人を御使いより わずかに欠けがあるものとし
…)