詩篇13

詩篇13−15、出23−24

「私はあなたの恵みに拠り頼みます。私の心はあなたの救いを喜びます。」詩篇13:4


安息日、安息年の規定が出エジプト記23章にある。「しかし、7年目には、その土地をそのまま休ませておかなければならない。民の貧しい人々が食べ、その残りを野の生き物が食べるようにしなければならない。ぶどう畑、オリーブ畑も同様にしなければならない。(出23:11)」 
6年耕し丁寧に育てた畑を、7年目は放置するというのは、人間的に考えるととても勇気のいることである。本当は例年のように整え、せっせと働く方が簡単なので、7年目に何もしないことは神への信頼を試される。
毎週1日の安息日を守るのも、これまた同様に神への信頼を試される。やり残した少しの仕事、返信など、やってしまいたい衝動に駆られる。しかし、そうして働いてしまった週は、どうもうまくいかない日々が続く。神に信頼し休むことを学ぶとき、神が備えてくださる方であることもまた学ぶことができるのである。