ヤコブ2

ヤコブ2、エレミヤ32−33

「からだが霊を欠いては死んでいるのと同じように、信仰も行いを欠いては死んでいるのです。」ヤコブ2:26

ヤコブ書は行いを強調し、「ただ信じるだけで救われる」という神の摂理に逆行する、という議論があったそうである。時には「藁の書物」と揶揄されたそうだ。しかし、ヤコブ書の主張はそうではない。救いは信じるだけだが、真に救われているなら行いの伴う信仰が与えられ、育ってくるということが言いたいのだ。

それはちょうど、からだが霊を持たなければ生ける屍であるのと同様である、とたとえている。内実がいのちある、生きた信仰のあかしだとイオ追うのである。

口先だけで立派なことや批判をし、実が伴わない人がいる。イエス・キリストが弟子を派遣し、自らも日々わざをなされたことを思い出そう。私たちも派遣されている。それは実際の生活での信仰の行いを神様が願っておられるからである。