詩篇131

詩篇130−132、哀歌3−5

「イスラエルよ
 今よりとこしえまで 主を待ち望め。」
 詩篇131:3

別の聖書訳では「今も、とこしえも、どちらも」というふうに訳出されている。
心を治めること、そして神の許しのもとで自分の分を果たすことに集中しているダビデの決心が表されている。
ダビデほどの能力と権力のある人でも、及びもつかないこと、奇しいことがある。そして、王だからといってそうした自分の範囲外のことに首を突っ込んだり貪ったりしない、と彼は決心している。

同じように、私たちも興味や関心、そしてやりたいこと、成し遂げたいこと、関わりたいことは次々とやってくる。欲しいものもあげればキリがない。その中で、神がどの方向に召しておられ、何をして欲しいと願われているか、それを見極め神とともにすることが大切である。たましいを離れて心ここにあらずな行動、ミニストリーにならないように。何よりも神を離れて独りよがりな行動、ミニストリーにならないように。神ぬきのミニストリー、肉だけに頼る信仰にならないように。