詩篇49

詩篇49〜51、Ⅱサムエル記19〜20

「人は栄華のうちにあっても 悟ることがなければ 
 滅び失せる獣に等しい。」詩篇49:20


なんと厳しい、しかし真実をついた言葉であろうか。
富と華やかな生活を求め、それがかなったとしても、幸せでない人が多くいる。
学生時代に家庭教師のアルバイトをしていた。慎ましく整理され、そこに笑顔が満ちている家庭もあれば、物や車は豪勢であっても見栄と刹那主義的な言葉が飛び交う家庭もあった。

お金や権力だけに目が止まっていると、余計に無くなるのが不安になって執着するようになる。それは人間の性質なのかもしれない。
神と富の両方に仕えることはできないとイエス様は言われた。
どちらを選ぶか。もちろん永遠のいのちに続く方だ、と即答できるか。
滅び失せる獣のような生き方よりも、忍耐しつつも見えないものを見えるようにして忍ぶ生き方を選択したい。